只見線(会津川口-只見)撮影ガイド

只見線会津川口-只見間は平成23年7月の豪雨災害以来、長期運休中でしたが 令和4年10月1日に沿線住民の皆様、関係自治体の努力により無事再開されました。 このコンテンツについては多くの作例が2007年から2011年の豪雨災害発生前に撮影したものです。 復旧工事により第6橋梁・第7橋梁のように風景が大きく変わった場所もございますので予めお断り申し上げます。 また、この区間については国道252号線の本名バイパス・滝バイパスの開通によりアクセスも改善されていますので、また多くの撮影者でにぎやかになることを期待しています。

会津川口-本名

只見川第五橋梁
会津川口から国道252号線を只見方面に1.5キロほど進んだところで、右手に見える只見川を渡る橋が第五橋梁です。 国道脇から撮影できます。午前中順光。作例のレンズは50mm。 かつてのSL運行時には多くの方が集まった撮影地です。駐車スペースは撮影場所より会津川口寄りの理容店付近の道路の広がったスペースを利用します。


第5橋梁俯瞰 国道から南の山側に分かれる道の上の木々の切れ目からも撮影できます。作例はこの区間では午前中唯一の下り定期列車の423D。

夏井川橋梁(本名小学校跡)
本名小学校跡 第五橋梁の撮影地から1キロ弱只見方面に国道252号線を進むと西谷橋を渡り、少し進むと国道右手(北側)に駐車スペースが見えます。 駐車スペースの北側に細い道が通っていますがその北に面した舗装された広場の中にぽつんと公民館みたいな建物が建っています。 ここが本名小学校跡で建っている建物は「御神楽館」という名のセミナーハウスみたいなもののようです。 この広場の左手から只見線の橋梁を臨むことができます。 線路はほぼ東西に走っているのでサイドは終日順光。作例は8時の426D、レンズは80mm相当。(APS-Cデジカメ+50mm)
夏井川橋梁北側
夏井川橋梁北側 国道252号線から本名駅に向かい、駅の東側にある踏切を渡って会津川口方面への線路沿いの細い道を200mほど進むと右手に夏井川橋梁が見えます。 本名小学校跡の橋梁を挟んだ裏側になります。写真右上に木々の間から見える建物が御神楽館です。 北側からの撮影になるので晴天時は逆光になります。作例は51mm相当(APS-Cデジカメ+24-105mmズームの32mmで撮影)

会津横田-会津大塩

只見川第七橋梁 四季彩橋
国道252号線を会津横田から只見方面へ進みます。大塩温泉を過ぎたところで国道は右にカーブし、 さらに左カーブしたところで左に分かれる細い道があるので左折し、石材店を通り過ぎ道を進みます。 しばらく進むと踏切があるので線路を渡り左折し、線路に沿って道を進むと只見川に架かる道路橋があります。 これが四季彩橋です。四季彩橋上から、すぐ下流側に位置する只見川第七橋梁を渡る列車を撮影できます。 昼ごろから午後順光です。作例のレンズは50mm。橋の手前に若干駐車スペースがあります。


作例の列車は会津横田駅15時46分発の小出行き下り列車427D。レンズは上記と同じく50mm。


四季彩橋の銘板 四季彩橋の銘板。

会津塩沢-会津蒲生

只見川第八橋梁 寄岩橋
国道252号線の寄岩橋より撮影できます。
通行量が多く歩道のない国道橋上からの撮影になりますので安全確保には充分な配慮が必要です。 現在は手前にケーブルが設置されたため、立ち位置やレンズを工夫して撮影する形になります。作例は2008年ごろの撮影です。


十島俯瞰
只見川第八橋梁の俯瞰場所として蒲生林道俯瞰とともに著名な場所です。
2009年には林道の工事により入山禁止となっている時期がありましたが、
2010年春には工事も終了して入山禁止の立て札も撤去されています。
しかし2023年現在は下記林道の入り口に「区民以外の無断での入山を禁ずる」との立札がたてられているため、地元の方に許可を取っての訪問が良いと思われます。 作例は2010年6月撮影、レンズは70-200mmズームの180mm

《撮影場所の行き方》
国道252号線を会津塩沢駅東にある河合継之助記念館を目指し進みます。
記念館の国道沿い駐車場のやや西に只見川を渡る橋(十島橋)があるので渡り、
対岸の十島集落に入ります。

十島集落から南に位置する鷲ヶ倉山へ下記写真のような林道が伸びているので進みます。




林道右手に下記写真のような池が見えてきますがそのまま道を進み、登っていきます。
道は傾斜はあるものの道幅は広く歩きやすいです。



しばらく行くと道はコンクリートで固められた新しい道になります。



さらに進むと右手に十島の集落が見えてきますがそのまま道なりに登っていきます。



林道の上り口から徒歩15分くらいで右手に第8橋梁と国道252号線の寄岩橋が臨める場所にたどりつきます。
ここが撮影地です。
写真の通り木々の間から撮影するのでレンズは望遠が望ましいです。
木々を完全にクリアできる撮影位置は限られます。

蒲生林道終点俯瞰
会津塩沢より国道252号を寄岩橋・蒲生橋と渡り只見方面へ進み、 宮原集落に入り国道が右にカーブする地点の右から 蒲生岳に向かう細い道が分かれるので右折します。これが蒲生林道です。 林道は只見線の踏切を渡り、国道から400mほど進んだところで砂利道となります。 砂利道は対向車との離合困難な細い道ですがそのまま道なりに1kmほど進むと林道の終点の広場に到着します。
終点の右側から人の踏み分けたけもの道が伸びておりそこを50mほど歩いた地点より只見川第八橋梁が望めます。
クルマは終点の広場に10台弱は停めることが可能と思われますがSL運転時は混みあいます。

只見線撮影旅行の手引と旅のお食事

只見線の撮影旅行の参考として、交通(拠点間距離)、 グルメ、休憩拠点、観光スポット等をまとめたページを作成しました。 よろしければ右記写真をクリックしてご覧ください!
(写真は只見町内にある美好食堂のソースカツ丼です。)










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