木次線 出雲坂根駅付近の撮影地案内
三段式スイッチバック 国道314号線旧道俯瞰

青い案内標識で「広島」と記された右手の方向に伸びる山道は「おろちループ」が完成する以前の国道314号線旧道で、道なりに進むと三井野原で現国道と合流します。
つづら折りの続く山道を1キロほど登ると右カーブの場所で道が広くなっている個所があり、 そこの右手の斜面を登るとスイッチバックが見渡せるお立ち台に辿りつきます。
旧道は普段のクルマの通行がほとんどないようで木の小枝・石等が散乱しておりかなり廃れています。なお冬季は除雪されません。 2020年1月現在路肩の崩落個所があり通行止めになっております。
詳しい道のりは上の出雲坂根駅駅舎の写真をクリックすると詳細説明ページに移動するのでご確認ください。

スイッチバック上段
出雲坂根-三井野原駅間となり、写真左に見える小屋がスイッチバック折り返し地点のポイント部分に 設置されたスノーシェルターで、写真右側が三井野原方面となります。出雲坂根の三段スイッチバックの上辺に該当します。
写真はスノーシェルターを折り返し三井野原駅へ向かう1447D、2010年8月撮影。
レンズは70-200mmズームの123mm。

雪景色の出雲坂根駅スイッチバック
2012年12月下旬撮影。根雪の少ない時期なら出雲坂根駅から徒歩25~30分です。

スイッチバック下段
八川駅-出雲坂根駅間となります。写真右側が出雲坂根駅方面です。上段・下段の写真は同じ場所でアングルを変えて撮影できます。
写真は出雲坂根駅到着目前の1447D、2010年5月撮影。
レンズは70-200mmズームの115mm。

スイッチバック中段
旧道俯瞰の撮影地点からは出雲坂根駅と折り返しのスノーシェルターまでの線路はほとんど木々に遮られ見えませんが、 旧道俯瞰の登り口より200~300m三井野原方面に進んだ旧道上左手の視界が開けた部分から出雲坂根駅手前の中段の線路が見えます。列車は備後落合発、出雲坂根駅到着目前の1450D。2011年5月撮影。
なお、旧道上から上記のスイッチバック折り返しのスノーシェルターは現在見えない模様です。
レンズは70-200mmズームの102mm。

スイッチバック全景
「奥出雲おろち号」は春から秋にかけて毎週金・土・日、そしてゴールデンウィーク、 学校の休み期間と紅葉の時期に運転されるトロッコ列車ですが、 上り列車は下り備後落合行き1447Dと出雲坂根駅で列車の行き違い交換を行います。昔は1447Dが先に発車したのでスノーシェルタを折り返してきた1447Dと駅を発車したおろち号を 一緒に収めることができました。
2013年以降はおろち号が先に出雲坂根駅を発車する形になりました。少し残念です。
レンズは70-200mmズームの120mm。2010年5月撮影。

出雲坂根-三井野原(おろちループ・新三国橋)

「新三国橋」の看板が目印です。
レンズは70-200mmズームの82mm。
※この場所は撮影禁止になっている模様です、ご注意ください。


出雲坂根-三井野原(三井野大橋)

出雲坂根-三井野原(稚児ヶ池トンネル)

作例は昼前のおろち号備後落合行き。レンズは70-200mmズームの200mm。
三井野原-油木(国道314号線七ヶ所山トンネル北)


県境からさらに1キロ弱の地点で旧道(現在は廃道)が右に分かれる場所があります。
そこからさらに200mほど南の地点で木次線の線路が道路に近づく場所があり、 国道の歩道から写真が撮影できます。
目印は国道のおにぎりマーク少し手前付近です。
北から南を向いての撮影のため終日逆光になりますが、新緑や紅葉が引き立ちます。 作例の列車は2枚とも9時40分過ぎ通過の1450D。
レンズは左の新緑の作例が70-200mmズームの135mm、右の秋の作例が70-200mmズームの200mm。


三井野原-油木(油木駅近辺の田んぼ)

油木-備後落合(油木駅近辺の田んぼ)

油木-備後落合(国道314号線梶谷トンネル近く)

奥出雲そば
出雲地方は割子そばで有名ですが、奥出雲も魅力的な蕎麦屋が多く所在します。 ここでは出雲横田・八川地区の5店を紹介します。
八川そば(八川駅前)



混雑時は席へ案内してくれる方とオーダーをとりに来られる方が別という不思議な店内オペレーションをとっている店で、 さらにオーダーしてそばが配膳されるまで気持ち時間がかかる印象がある店なので撮影後に寄るのがお勧めです。ここ数年大みそかはお休みされています。

純そば 一風庵(出雲横田)
出雲横田駅近く、国道314号線沿いにあるお店です。店の外観は「そば・うどん」と看板が掲げられており、店内もBGMが流れ店員もパートさんorバイトさんのため雰囲気はないですが、 うまいです。麺ののどごし・つゆの風味共に一押しのお勧め店です。
オーダーしてそれほど待たず給仕されるので撮影の合間の利用には魅力でしたが、2020年1月現在は有名店となり多くのお客で賑わい、席に着くまで結構時間がかかる印象です。 2021年には「EPARK」というスマホアプリで予約できるようになり、オーダーもチェーン店のようにタブレットで選択する方式になりました。

扇屋そば(亀嵩駅)
出雲横田駅の一つ宍道よりの亀嵩駅の駅構内で営業する著名店。店内外の雰囲気は抜群です。
山県そば
出雲横田駅から県道107号線を東に3キロ強進んだ山あいの鳥上地区に位置する「奥出雲そば」の人気店です。割子そばを頼むとあんこのついたそばがきがデザートとしてついてきます。 駐車スペースが狭いのが難点でしょうか。
川西そば


そばはコシ・風味ともよく、うまいです。営業日には国道に誘導のかたがおられるようです。
出雲坂根駅の名物 焼き鳥


その他、奥出雲グルメ・休憩拠点
奥出雲町旧横田町内の飲食店のイベント「R314横田あじわいロード」に参加されている、
お店を中心に撮影旅行に活用できるスポットをご紹介します。

バーガーハウス ピコピコ
出雲横田町内、コンビニ「ポプラ」の角を左折した先にあるファーストフード店。島根和牛バーガーは絶品で、お店の方の対応も愛想がよく、つい立ち寄ってしまいます。 この店も2020年現在奥出雲を代表する有名店になりました。 19:00まで営業してますので撮影後に訪問しやすい店です。火曜定休。

奥出雲屋
「純そば 一風庵」の向かいにある出雲横田の総菜や。旧コンビニキャロットハウス。奥出雲バーガー(前述の島根和牛バーガーと異なり店頭販売品です) 他弁当・惣菜/パンを販売してます。2021年には「炎の牛めし」弁当(税込み1,200円)を発売し、巷の牛肉弁当でよくみかける、たれの甘さと牛肉の脂で味をごまかしていない、赤身肉のおいしい牛肉弁当に仕上がっておりお勧めです。 写真はキャロットハウス時代のものです。
よこただんだん市場
国道314号線沿いにあるJAが主体で運営する農産物等の産地直売所。奥出雲バーガーも販売、公衆トイレも併設。 「純そば 一風庵」「奥出雲屋」よりやや南に位置しています。
松葉屋
クリーム生どらが人気の和菓子店。 「純そば 一風庵」「キャロットハウス」と「よこただんだん市場」の中間に位置します。亀嵩温泉玉峰山荘
亀嵩駅から国道432号線を安来市方面へ進み、道の駅「酒蔵奥出雲交流館」のところで曲がると 亀嵩温泉玉峰山荘が所在します。日帰り温泉併設ですので撮影が終わったらゆっくり疲れをいやすことができます。斐乃上温泉 斐乃上荘
出雲横田東部の山あいにある温泉。日帰り利用可能。設備はちょい古めですが、アルカリ性の泉質でなんと日本三大美肌の湯とのことです。
ちなみに来た道をさらに進むと温泉スタンド(有料)があります。
場所は前述の「山県そば」手前500mほどの二股を右折し県道108号線を進み、案内看板通りに進みます。 出雲横田町内からは11キロほど。