80年代の列車
ここでは1980年代の昔懐かしい列車をご紹介したいと思います。大阪駅 583系 寝台特急「金星」

1982年当時、583系で運転されていた寝台特急は関西では他に「明星」「なは」「彗星」とありましたが、金星は下り列車・上り列車とも 深夜に関西地区を通過するため普段目にする事ができず、紫色の美しいヘッドマークと合わせて子供心にあこがれの存在でした。
廃止になる直前、土曜日の深夜に大阪駅へ撮影に行きました。1982年11月7日の深夜・早朝撮影。 当時、私は一眼レフを持っていなかったため、家にあったミノルタ製のレンジファインダーのカメラで撮影しました。 ちなみにフィルムは「フジカラーF-Ⅱ」(ISO100、当時の表記はASA100)です。
写真は大阪駅9番線に停車中の3時35分発名古屋行き22M。


京都駅 夜行普通列車「山陰」 寝台車

福知山駅 旧型客車 オハニ36

1986年7月、福知山駅1番線ホームから撮影。使用カメラはオリンパスOM30。
福知山駅は2005年に高架化されたため、駅の光景は現在と異なります。
また、架線柱が写真に写っていますが、この年11月のダイヤ改正時に福知山線宝塚-福知山間と山陰本線福知山-城崎間は電化されています。

山陰本線 鎧-餘部 旧型客車の普通列車

列車はおそらく福知山発米子行きの527レ(餘部駅15時21分発)。 撮影当時は痛ましい車両転落事故の直前の時期で鉄橋の柵がまだ低いのがわかります。
また撮影日のおよそ3ヶ月後、1986年の11月に国鉄は国鉄としての最後のダイヤ改正を実施しましたが、 この改正をもって山陰本線の旧型客車は姿を消しました。
東海道本線 高槻-島本 彗星(回送)

この場所は現在立ち入り不可だそうです。
1987年2月撮影。使用カメラはキヤノンA-1。
蛇足ですが管理人はキヤノンA-1を1987年1月に購入し7年ほど使用しておりました。
東海道本線 新大阪-大阪 急行「銀河」

東海道本線 山崎-島本 583系 雷鳥(回送)

583系の雷鳥の定期運用は1985年で終了しているため、臨時列車の回送と思われます。
日本国有鉄道の分割民営化によりJR各社は1987年4月に誕生し、各車両にはJRマークが貼られましたが、 特急のJNRマーク(国鉄マーク)の撤去作業はすぐに完了しなかったため写真ではマークが混在しているのがわかります。
東海道本線 島本-山崎 EF58 150

写真はおそらく復活直後のイベント列車の牽引で列車最後部にマイテ49 2が連結されています。
1987年4月撮影。
新大阪駅 100系

1987年4月撮影。